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『ゴーストトリック』クリア!
少し前にカプコンから出た、巧舟氏(『逆転裁判』の人)が中心にいるゲームである。先日、24日に東京に出た際、ワンフェスの待ち時間用に購入した。元より、巧氏のテキストセンスは大好きなこともあり、いずれ購入しようリストにも入っていたのである。
そして実際に始めてみてさあ大変。ワンフェス当日である25日こそ待ち時間に遊ぶ程度だったがが、購入当日である24日の夜はホテルで遊び、ワンフェスの待ち時間でも当然遊び、26日以降はもう一気にプレイを続けてクリアしてしまった。いやあ、素晴らしかった! 面白かった! ああ面白かった!!
このゲームの開幕において、主人公はなんといきなり死んだ状態となっている。自分の名前を筆頭に過去の記憶を全て失っている主人公は、「自分は誰なのか?」「なぜ、こんなことになってしまったのか?」を知るべく行動を開始する。
主人公は死んでしまっているわけだが、それ故に様々な無生物に「トリツク」ことが出来、そしてトリツいた物体を「アヤツル」ことができる。アヤツルことで物体を様々に動作させ、無生物から無生物へと移動を繰り返し、自分の過去に繋がる人物と接触を図っていく。その中には死の運命に誘われる者もいるが、そういった人物は先述の「アヤツル」と「トリツク」を使って死を回避させ、運命を更新してゆく。
そして、この「アヤツル」「トリツク」を使ったギミックが素晴らしい。
トリツクことのできる対象は多数あるのだが、それらに一通りトリツキ、そしてアヤツってみることで、無生物のアクションを理解していく。すると、最初は『点』だった個々の動作が繋がり、登場人物にその死を回避させるための『線』が見えてくる。「ああでもない」「いや、しかしこうすれば……ううん……」と頭を捻る時間は悩ましくも楽しい。
そしてその『線』が完成し、運命を更新し切った瞬間の「決まった!」という爽快感。これは『逆転裁判』で僅かな証拠から犯人を追い詰め、そして証拠品を突きつける瞬間のアレに近い。
だがこういうゲームにおいて、正解が見えず苦悶する時間は、長く続けば次第に苦痛となることも少なくない。しかしこのゲームはそのあたり上手くやっている。大きな失敗をしたときや、正解に一歩近づいたときなどは、登場人物が「これは、やり直したほうがいいかも」とか「うまい! でも惜しい、あと少しだ」といった具合にヒントをくれる。これらのヒントを参照しつつ、『どこがポイントか』を考えていけば自然と正解が見えてくる。
あとはストーリー。これは素直に、引き込まれる展開と先の読めなさが素晴らしかった。まあ、これは語れば語るほどネタバレとなってしまうので伏せておこう。絡み合う糸が解けてゆく快感を思い切り味わうことができるぞ。
ほかにも細かいところでは、キャラの動作がいい(女の子キャラの動きがかわいい、またカバネラやテンテコの舞などの奇妙な動きも観ていて楽しい)し、巧舟テイスト溢れる『逆転裁判』譲りのテキストも非常に楽しい。テンポ良く読めるし笑えるし、それらがキャラ立てに大きな役割を果たしている。その結果、クリアする頃にはどのキャラも輝いて見えているはず。
とまあ、深夜であるにも関わらずクリアした勢いで長々と書いてしまうくらいに面白かったわけだ! 最後にもう一度言おう、素晴らしかった! ああ面白かった!!
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Xbox360のゲーマータグは Mahaman
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